旧友と普通の生活
幸せだとも思わず、「気が合う」からそうしてるだけで、普通のことだと思っていた。
気が合い、気の知れた奴らだ。
そんな奴らと何年かぶりに再会して、いつも入り浸っていたやつの家に集合し、近くのコンビニで酒を買い、料理をして、ご飯を食べながら映画見て、ゲームして過ごした。
お互いの近況報告も手短に、俺たちのコンテンツを楽しんだ。
いつものタイムライン、いつもの会話、いつもの役割分担。
寝る時間まで同じだった。朝起きる時間も解散の仕方も全部全部同じだった。
何年経っても変わらないなって。
そんな場所がある事がただ単に嬉しくて、上を向いて帰った。
P.S.
やつには家族が増えている上に、部屋には小さな共同生活者がいた。
かわいかった。